夏に入り、市民の野菜の消費量が高まった影響から、野菜の市場価格が軒並み5~10%ほど値上がりしている。
市農産品卸売市場によると、特に葉物野菜で、白菜1キロ2・1元が2・5元前後、鶏毛菜1キロ2・2元が3・5元、チンゲンサイ1キロ1・6元が2・1元など、大幅な値上がりを見せている。
上海食用農産物流通安全ネットは、「高温多雨の季候では、葉物野菜は痛みやすく、値上がりしやすい」と指摘する。7月5~11日に行われた野菜品質検査では、全体の合格率が98・91%であったのに対し、白菜は97・37%、チンゲンサイは88・24%だった。
また、関係者は、7月上旬に中国内陸部を襲った豪雨の影響も指摘している。(7月13日)
~上海ジャピオン7月20日発行号より