3歳の日本人女児が宙吊り 古北マンションで保護

7月19日(木)正午頃、古北新区のマンション馬賽花園で、3歳の日本人女児が4階の窓枠の外で宙吊りになる騒ぎがあった。女児は、駆けつけた管理スタッフにより間もなく保護された。
 目撃者の証言によれば、はじめ女児は窓枠に立ち、誰かを探す様子で泣き叫んでいた。その後、女児は窓枠の上に身を乗り出すなど行動を繰り返すようになり、やがて窓の外へ両足を下ろして、両手だけで枠にぶら下がる〝宙吊り〟の状態になった。
 この光景を目撃した市民の通報を受け、マンション管理会社はスタッフ4人を現場の地上へ派遣。万が一に備え、布を広げて待機した。同時に別のスタッフが鍵のかかっていたドアを破って部屋に入り、この女児を無事保護した。
 騒ぎが起きた当時、女児の家族は付近に買い物に出かけており、家には女児ひとりだった。同区のマンション管理関係者らは、幼い子どもをひとりで留守番させないよう注意を呼びかけている。
(7月20日)

~上海ジャピオン7月27日発行号より

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