上海中心気象台は6月10日(金)、市が梅雨入りしたことを発表した。
当日は、夏入り後初となる、
大雨・洪水警報としては上から3番目の「黄色警報」
を発令し、市内各地で今夏最大の降水量を記録。
この影響で、軌道交通車内で水漏れ、
一部道路で冠水などの被害が見られた。
市気象台の発表では、市は当日局地的に大雨が観測され、
8時から16時の累計雨量は徐家匯で17・6㍉を記録した。
なお、雨は市北西部に集中し、
崇明区で57・8㍉、嘉定区で28・2㍉となった。
また、今回の降雨の影響で、同日16時半頃、
市の軌道交通3号線の車内で、雨漏りする騒ぎがあった。
短時間内での豪雨で車両天井に水が溜まり、
排水が追い付かず、車内空調口から漏れたと見られている。
軌道交通側は、この雨漏りで漏電などを引き起こす
恐れはなく、安全運転に影響はないと発表している。
他にも、軌道交通「?庄」駅付近の道路でも、
一時的に全長20㍍、幅2㍍に渡り冠水し、
道路の往来に支障をきたした。(6月11日)
~上海ジャピオン6月17日号