上海市教育委員会は、市内の大学に在籍する外国人留学生の数が、2018年に6万870人に上ったと近頃発表。うち経済圏「一帯一路」に属する国・地域の出身者が、約50%を占めたことがわかった。
また同委員会は、一部の重点大学や海外名門校の卒業生に、最大2年間の居留許可証を交付。浦東新区の「上海ニューヨーク大学」のような海外大学との共同運営校では、卒業生の半数が外国人で、卒業後起業した人の割合は2%に達するという。ある卒業生は、AI技術を応用して顧客の売上高を20%以上伸ばすなど、優秀な卒業生を輩出している。
~上海ジャピオン2019年6月7日発行号