徐匯区が以前から進めてきた同区内の交通状況改善プロジェクトが、今月末に完了する見通しとなった。
これに伴い、徐家匯駅一帯でのタクシーの乗車場所の制限も、間もなく開始される見通し。同エリアでは、タクシー乗車点が12カ所設置され、それ以外の場所ではタクシーを呼び止めることができなくなる。
主な乗車点は、港匯広場(虹橋路と華山路)、国際和平婦幼保健院(華山路)、太平洋百貨(衡山路)、匯金百貨(衡山路)、上海六百(肇嘉浜路)、美羅城(漕渓北路)、天主教堂近く(漕渓北路)など。
また、同プロジェクトでは、同エリアを通るバス路線の、停車駅の変更やルート変更による改善も実施する。大きな変更点は、新たに「天主堂前バス停」を設け、徐家匯交差点を曲がるバス路線の分流を促すもの。同交差点は、交通渋滞の大きな原因となっていた。改善したバス路線の運行は、今月中旬にも開始する予定。
(9月8日)
~上海ジャピオン9月14日発行号より