太湖産の上海蟹が、9月10日(月)よりことしの販売を開始した。同日午前に水揚げされたばかりの蟹が、午後には市内水産市場に並んだ。
同蟹のことしの水揚げ価格は、500㌘で約120元。これは例年より約20元高い。市場関係者によれば、今後も例年の30%増程度まで値上がりが続く見込み。
江蘇省漁業協会は、ことしの太湖産の蟹は例年より平均サイズも大きくなり、生産量も去年より多い9000㌧に達すると見込んでいる。
高淳湖産の上海蟹は9月中旬に市場に出る予定で、価格はオス500㌘で約40元、メス500㌘で約75元の見通し。最も高価とされる陽澄湖産の上海蟹は、9月15日(土)から市場に出る予定。(9月11日)
~上海ジャピオン9月14日発行号より