上海の伝統的な遊びで勝敗を競う「九子大会」の決勝戦が9月16日(日)、黄浦区の九子公園で開催され、予選を勝ち進んだ名手らが技を競い合った。同大会は、旅行フェスティバルの一環として、一昨年から毎年開催されている。
大会の種目は、輪を転がす「漆圏子」や、ビー玉を当てる「打弾子」など、1950~60年代に上海の裏路地で親しまれたゲーム。決勝戦の後、それぞれの種目で優秀者6人を決定した。
参加者は総勢400人。幼少期にこうしたゲームを楽しんだ中高年者が大部分を占めたが、子どもや外国人の姿もあった。(9月16日)
~上海ジャピオン9月21日発行号より