上海で最高齢の童玉民さんが1月21日午前4時ごろ、死去した。1897年生まれ。享年110歳。浙江省慈渓市出身。生前は、上海科技大学などで教鞭を執ったり、上海市文史研究館の館員などとして活躍した。
1912年に16歳の若さで日本へ留学し農学を学んだ。1919年に農学学位を取得して帰国。その後も1926年、30歳でアメリカへ留学している。
19世紀、20世紀、21世紀と3世紀を生き抜いた童玉民さんに、多くの人が哀悼の意を表している。(1月24日)
~上海ジャピオン2006年1月27日・2月3日合併号より