大学卒業後の進路に変化 上海に留まり学問継続傾向

上海市の各大学が最近発表した「2021年就業レポート」によると、昨年度は大学卒業後の進路に「学問の継続」「教育産業への就職」が人気で、引き続き市に留まる傾向が見られたことがわかった。

市で22年度に大学院を受験した学生は約10万人にのぼり、過去最多を記録。国内進学率は3年連続で増加しており、19年の約12%から21年には約19%にまで上昇している。

教育需要の拡大に伴う人材採用の増加で、非理工系には教育産業への就業人気が高まっている。華東師範大学では21年卒業生の約43%が教育関連に就職。次いでIT産業への就職が約17%となった。(1月6日)

 

~上海ジャピオン2022年1月14日号

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