呉江路の工事でガス管損傷 付近のホテル壁を焼く火事

9月22日(木)、18時33分頃、上海電力設備工程有限公司が市の呉江路と
泰興路の交差点で道路の掘削工事を行っていたところ、誤って天然ガス管
を傷つけ、ガスが吹き出すという事故が発生。
数分後に火の手が上がり、付近のホテルの外壁を焼く火事となった。
火は19時17分頃消し止められ、死傷者は出なかった。
目撃者によると、吹き出したガスはビル4階の高さまで上がり、18時40分
頃に消防隊員が現場に到着したという。
その後、最寄りの軌道交通2号線「南京西路」駅では4番出口を封鎖し、
排風排炎装置の処理能力を最大とするなど、利用者の安全確保に努めた。
また、付近のホテルや飲食店にいた客は、次々と避難したが、未会計で店
を出たまま戻ってこない例が多数報告された。
市静安区安全監督局は、ガス管の通る地面における機械採掘工事は違法と
し、工事を行った同社責任者らに対し、作業員への安全教育などに不備が
なかったかなど、詳しい調査を進めている。
(9月24日)

?~上海ジャピオン9月30日号

最新号のデジタル版はこちらから




PAGE TOP