運営会社幹部ら12人に処分 軌道交通10号線追突事故

?9月27日(火)14時51分、
上海市軌道交通10号線の「豫園」駅と「老西門」駅間で追突事故が起き、
295人がケガなどを負ったが、死亡者はいなかった。

同日14時10分、同線「新天地」駅でケーブル関係の工事中に電力供給が遮断され、
信号設備が故障。「交通大学」駅と「南京東路」駅間で、
自動制御システムを電話連絡による手動制御に切り替えた。
その後、「豫園」駅と「老西門」駅間に赤信号で車両が停車していたが、
後続車は電話にて許可を受けて発車したところ、前方に停車していた車両に時速35㌔で追突した。

同日夜、市安全監督局が事故調査チームを組織し、
調査を開始。その結果、事故の直接的な原因は、
運行指令センターの職員と駅員が、安全確認をせず発車を指示したことによるものと判明し、
同チームは10月6日(木)、運営会社である申通集団の幹部ら12人に厳重な処分を決めた。

なお同線では、事故発生後、
速度制限などを実施していたが、9日(日)より正常運行に戻っている。
(10月9日)

~上海ジャピオン10月14日号

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