上海万博の中国館で、10月18日(火)、「2011ピカソ展」が開幕した。
初日の入場者数は約2000人で、初の週末となった22日(土)、
23日(日)はそれぞれ1万人を突破したものの、
開幕第1週の1日の平均入場者数は5800人と、
当初予想していた8000人を下回る結果となった。
これを受け同展運営側は、投資した5000万元以上の金額回収に向け、
ピカソ展講座や、プレゼント贈呈などで集客力の向上を目指している。
また、団体チケットの販売も停止する予定。入場料は平日80元、土日120元。
同展は、ピカソの少年期から晩年期まで、8期に分けて全62作品を展示。
「アビニヨンの娘たち」や「赤い肘掛け椅子の大きな裸婦」など、
彼の代表作を現場のガイドの解説を交えながら楽しめる。(10月24日)
~上海ジャピオン10月21日号