水餃子から黄色ブドウ球菌 スーパーで撤去と回収開始

北京市工商局がこの度、「思念」ブランドの一部の水餃子から、
基準を上回る黄色ブドウ球菌が検出されたことを発表した。
これを受け、上海工商部門は10月20日(木)、
市内の各スーパーなどに該当商品の調査と撤去の通達を行った。
菌が検出されたのは、河南省鄭州にある思念食品の工場で、
今年6月28日に生産された「三鮮水餃」。通達を受けた、
カルフールなどのスーパーでは、問題となった水餃子の撤去と、
回収・返金の受付を開始した。
これに対し同食品会社副総経理は、今回検出された黄色ブドウ球菌数は、
新たに制定される予定の食品安全国家基準では、合格に当たると説明。
一方、市食品薬品監督局の関係者は、制定予定の新基準はまだ最終草案段階とし、
企業は現行基準に従うべきだと強調する。(10月21日)
~上海ジャピオン10月21日号

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