上海市浦東新区の万博跡地で開催されていた、移動式遊園地
「ワールドカーニバル(国際嘉年華)」が、10月30日(日)閉幕した。
7月28日(木)の開園以来、95日間で約66万人を集めたものの、
全体的に低調なイベントとなった。
今回の入場者数は、2003年の76日間で約210万人、05年の
54日間で約100万人に比べて大幅に減少。
しかし、最終日は、無料招待チケットを携帯した、親子やカップルなど
1万2000人以上が入場し、最後の1日を楽しんだ。
入場者の大幅減について、復旦大学歴史学部教授は、設備やサービスが
満足できるレベルになく、体験型テーマパークの雰囲気もなかったことが
原因と指摘。
また、国内初登場予定だったアトラクションが投入されず、交通の便が
悪かったことも響いたと見られる。(10月31日)
?~上海ジャピオン11月04日号