上海市人口計画生育委員会は、10月26日(水)の記者会見で、計画出産の
基本となる「一人っ子政策」に関し、市がテスト地区として試験的に
早期解除されることはないと発表した。
調査によれば、既婚の出産適齢女性のうち、40%が2人目の出産を希望。
しかし、同委員会は「市に住む家庭は、2人目の子どもを育てる能力は
あるが、全国総人口は未だ高く、一人っ子政策をすぐに解除することは
できない」とする。
また同委員会は同日、市の既婚の出産適齢期女性を対象に行った、
避妊に関する調査結果も発表。
これによると、避妊率は昨年比で2・2%減となる80・7%だったことが
明らかになった。
避妊方法としては、子宮内避妊用具の使用が52・3%で最も多く、
コンドームが33・5%で続いた。(10月27日)
?~上海ジャピオン11月04日号