市内で10月11日より始まった指紋認証による支払いサービスが未だに定着しておらず、関係者が頭を悩ませている。既に認証登録を済ませた市民からは、特に利用できる場所が少なすぎるとの不満の声があがっている。
同サービスは、利用者が支払いの際、専用端末に指を乗せ、指紋を照合するだけで支払いが完了するというもの。財布や銀行カードを携帯する必要がない上、複製も難しいため、便利で安全な次世代の支払い方式として注目されている。
同事業を推進する「立佰趣(Live in Touch)」は、同サービスの利用端末は今後増設していく予定で、春節までに現在の3000台から最大5万台になるとしている。(10月24日)
~上海ジャピオン11月2日発行号より