上海市統計局は、11月21日(月)、市における「2010年第5回
少数民族の人口と構成の分析結果」を発表。
これによると、市に居住する少数民族の総人口は27万5571人で、
前回2000年の調査時から165・9%増となったことがわかった。
また、市には中国55の少数民族全てが居住しており、うち最も多い
のが7万8163人の回族で、全体の28・3%を占めた。
トゥチャ族、ミャオ族がこれに続いた。なお黄浦区と旧盧湾区、
静安区では、前回の調査時より少数民族の人口が減少したが、
浦東新区や松江区で大幅に増加するなど、中心部から郊外への広がり
を見せている。(11月22日)
~上海ジャピオン11月25日号