内モンゴル自治区フルンボイル市根河市で11月18日(水)、川に浮かび、ゆっくりと回転する〝氷の円盤〟が出現したことがわかった。
この氷の円盤は直径約6㍍で、川の上でゆっくりと反時計回りに回転。専門家によるとこれは非常に寒い地域の、凍っていない川でのみまれに起こる自然現象で、川が曲がる場所で発生した緩やかな水の渦が、周囲の氷を削り取ることでできあがるものだという。地元の写真愛好家は「氷の円盤は何度か見たことがあるが、こんなに大きいものは初めてだ」と話す。
同自治区は〝中国で最も寒い場所〟として知られ、同日の気温もマイナス20・7度だった。
~上海ジャピオン2020年11月27日発行号