国公布された「法定休日調整案」で、5月の労働節(ゴールデンウィーク)の大幅な縮小が提案されたことに対し、上海でもネット上などで賛否の声が上がっている。
調整案について、政府はネット上で全国的にアンケートを行い、意見を募っている。労働節縮小については、11月11日までに65万人余りから回答が寄せられ、約半数の47・7%が反対と答えた。主な理由は、「帰省や長期旅行にあてる連休が減るため」だった。賛成は37・6%だった。
労働節縮小について、清華大学休日改革組織の蔡継明氏は「長期休暇は、観光地が破壊されるなどの弊害が大きいため」と説明している。
調整案では、労働節休暇を3日から1日に縮小するほか、中国伝統の清明節、端午節、中秋節を新たに法定休日に追加している。(11月12日)
~上海ジャピオン11月16日発行号より