タバコにドクロマーク? 市の喫煙状況改善プラン

WHOなどの主催で12月7日(金)に開催された「2007上海国際健康大会」で、2009年までに市の喫煙状況を改善する大規模な改革プランが示された。対策としてタバコのパッケージ規定を大幅に変更する方針で、ドクロなど有害性を示す図柄の表示を提案している。
 現在市販されているタバコのパッケージには、小さく「喫煙は健康に悪影響を及ぼします」との但し書きがあるのみ。同プランでは、「中華」や「紅双喜」など上海生産のタバコにおいて、有害性をより明確に警告する図柄の表示を義務づける。図柄には、人間の頭骨と大腿骨を組み合わせたマークや、黒く汚れた肺や歯などが検討されている。
 最新調査によると市ではホワイトカラーの女性を中心に喫煙率が急増している。しかし、市民の84%が公共機関での禁煙に賛成するなど、禁煙、分煙を求める声も大きい。市健康促進協力センターでは、今後公共機関での禁煙を推進する構え。(12月8日)

~上海ジャピオン12月14日発行号より

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