セール会場の安全呼びかけ 相次ぐ将棋倒し事故で

 バーゲンセール会場の混雑により消費者が将棋倒しになる事故が多発していることを受け、市消費者権益保護委員会は12月17日(月)、セール会場での安全意識向上を呼びかける「消費提示」を発布した。
 市では10月26日に、スーパーマーケットの大豆油セール会場で将棋倒しが起こる事故があり、ひとりが骨折、15人が負傷した。また、11月10日には、重慶市のカルフール内でも同様の事故があり、3人が死亡、31人が負傷したことが全国で大々的に報じられている。
 同提示では、消費者に対し、買い物時のマナーの遵守や、販売ルールに従った安全な買い物を呼びかけている。また商店側へも、セール会場の安全管理体制を徹底するよう要請している。
 これに先立ち市商務部では、市内各商店にセール会場の安全管理に関する緊急通知を発布していたが、発布後も一部商店では同様の事故が相次いでいた。今回の提示はこの状況を受けてのもの。(12月18日)

~上海ジャピオン12月21日発行号より

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