生活水準の向上や物価の上昇に伴い、上海市を始めとする全国各地で、
お年玉(圧歳銭)の相場が上昇傾向にあり、子ども1人に500元以上が
目安となっていることが、この度、ネット掲示板などの書き込みで明らか
となった。
これを受け、多くのネットユーザーは、経済上の負担が増加し、本来の
意義を失ったと表明。
また、景気に合わせて額を増やすのではなく、自分の経済状況に合わせて
額を決めるべきというユーザーの声もみられた。
一方、子どもの要求も上昇しており、テレビ番組に出演した市の小学生の
大部分が、合計5000元以上のお年玉をもらい、1万元もらえたら満足
という意見を述べた。
これに対し心理学者は、短期間で大金を手にする体験は良くないとし、
お年玉を生活に関する教材として利用すべきとする。
(1月30日)
~上海ジャピオン02月03日号