春節から15日目の「元宵節」に合わせ、豫園商城では2月3日(金)~6日
(月)まで「ランタンフェスティバル(灯会)」が催され、多くの観光客
で賑わった。
今年はイベント期間が週末と重なり、期間中の来園者は延べ135万人を
突破。
中でも5日(日)には40万人が訪れ、盛り上がりは最高潮となった。
会場では入場制限を実施したが、中心部の九曲橋付近では、来園客が写真
撮影のために立ち止まることもできず、渡り切るのに20分を要するなど、
大混雑した。
また、元宵節に家族円満を願って食べる白玉団子「湯圓」も、市内各所で
好調な売れ行きを見せた。
南京西路の老舗店「王家沙」では、カニ肉入り湯圓を8個20元で販売し、
発売後3時間で売り切れたほか、陝西北路の「美新点心店」では、3~4時間
待ちとなる長蛇の列ができた。
そのほか、市内各所で今年の干支である「龍」を模した灯籠を手に引く
子どもの姿も多く見られ、中でも龍型の船にアニメのキャラクターが乗った
灯籠が人気を集めた。
(2月7日)
~上海ジャピオン02月10日号