2月24日(金)18時半頃、上海市の福州路と広西北路の交差点
付近で、復旦大学に通う日本人女子留学生が、見知らぬ男に
襲われ、顔に7針縫うケガを負う事件が起きた。女子学生の命に
別条はないが、担当医によると傷跡が残る可能性があるという。
当日、女子学生は、向かいから来た男に突然顔を殴られ転倒。
男は拳の間に鋭利なものを挟んでいたとみられ、女子学生の
右耳から下顎にかけてが、長く切り裂かれた。女子学生はすぐに
警察に通報したが、男は人ごみにまぎれて逃走した。
男は身長160~170㌢で、首にかかる程の長髪に、頬ひげを
生やし、ぼろぼろの服を着ていた。
事件後、女子学生はマイクロブログ「微博」上に傷跡の写真を
アップし、目撃情報を募ったところ、様々な情報が寄せられた。
警察では、目撃情報や監視カメラの映像を基に捜査を行い、
26日(日)21時半頃に男を逮捕。男は犯行動機について、傘を
さして歩いていた時、女子学生とぶつかったことが原因と供述
している。
(2月27日)