市環境保護局、市経済委員会などが共同で1月16日(水)、市内全ての販売店とクリーニング店に対し、2月1日(金)より有リン洗剤の販売、使用を禁止すると発表した。環境に配慮し、洗剤の無リン化を徹底するため。大手スーパー「聯華」や大手クリーニング「象王」などがすでに賛同を表明している。
これにより、市内各スーパーやクリーニング店などでは、有リン洗剤の在庫処分や入荷停止手続きが急ピッチで進んでいる。また洗剤メーカーには、リンなどの環境汚染物質を含まない商品開発が改めて求められることになった。
市環境保護局によると、既に全国24の省市が同様の洗剤無リン化運動を実施している。またこれと並行して、全国人民代表大会常任委員会は「水質汚染防止法案」をことし3月に成立させる予定。(1月17日)
~上海ジャピオン1月25日発行号より