旧正月を祝う春節の第一日目を迎えた2月7日(木)から、市内では中国の伝統に即したイベントが軒並みスタートし、連日観光客などで賑わいを見せている。
豫園では24日(日)まで、春節の飾り灯篭を鑑賞する「灯会」が開催されている。同会はことし14回目で、今回のテーマは「吉祥、喜慶、調和、歓楽」。豫園周辺の各広場に、ことしの干支である鼠にちなんだ数々の灯篭を設置しており、最大のものは高さ4・5㍍の大きさになる。
また金山区にある楓涇古鎮では21日(木)まで、「第一回灯謎アート祭」が開催されている。灯謎とは灯篭などになぞなぞを書く伝統的な遊びで、会場では2000余りのなぞなぞが飾られ、正解者への賞品も用意されている。
松江区の勝強影視基地では17日(日)まで、中国台湾の伝統的な縁日を再現するイベントが開かれている。獅子舞などの伝統芸能や色とりどりの工芸品が会場を彩るほか、小吃店も軒を連ねる。(2月8日)
~上海ジャピオン2月15日発行号より