国際環境NGOグリーンピースは4月24日(火)、英蘭系の大手日用品・
食品メーカー「ユニリーバ」社が販売する紅茶ブランド「リプトン」製品で、
中国にて販売中のティーバッグから、17種類の残留農薬が検出されたことを
発表した。
調べによると、今年3月に同NGOが北京で購入した、「リプトン」製品の
ジャスミン茶とウーロン茶(鉄観音)、緑茶から、殺虫剤に使用される
メソミルやジコホル、エンドスルファンなど、17種の残留農薬を検出。
うち7種類は欧州連合(EU)で不認可の農薬で、中には、男性の生殖機能に
影響を及ぼすものもあるという。
これに対しユニリーバは、同製品は中国の残留農薬基準を満たし、安全である
と発表。
なお上海市内の各スーパーでは、関連商品の販売を継続しつつ、今後の方針を
協議している。
(4月25日)
~上海ジャピオン05月11日号