上海市政府は5月4日(金)、人口及び計画生育会議を市内で開催。
その席上で、市の常住人口が増加の一途を辿っており、昨年末時点で
2347万4600人に達したことが報告された。
報告によると、同人口は全国総人口の1・7%を占め、10年間で常住
人口は661万1500人増加しており、増加率は、全国平均5・8%を
大きく上回る40%に達している。
なお、昨年の外来常住人口は935万3600人で、市総人口の39・8%
に及び、外来常住者の平均年齢は31・6歳だった。
出生率に関して、市は今年の出生数が昨年とほぼ同数の18万人前後を
保持するものと推定。
一方、市戸籍を有する60歳以上の老年人口は331万人に増加し、
0~14歳の年少人口と25~44歳の基幹となる生産年齢人口は減少している。
(5月5日)
~上海ジャピオン05月11日号