中国が開発を進めている第三世代型携帯電話(通称3G)のネットワークサービスが、同済大学付近など五角城の一部エリアで試験的に運用されている。同エリア内では現在、TD方式と呼ばれる3G携帯電話によって、テレビ番組の視聴や映像付き通話などの次世代サービスを受けることができる。
同済大学に隣接する同済聯合広場では、3G携帯電話体験ホールが設置され、来場客らで賑わいを見せている。3G携帯電話の特徴は高速通信で、テレビ視聴やネットゲームの利用などが期待されている。
こうしたネットワークサービスを実現するインフラは、すでに崇明島の一部を含む市内の幅広いエリアをカバーしているが、サービスの正式開始日は未定。関係者は、北京五輪開催の8月までには開始すると見ている。(3月6日)
~上海ジャピオン3月14日発行号より