端午節に向けちまき販売活況  松茸・ナマコ入り高級ちまきも

上海市では6月23日(土)の端午節を控え、南京東路などの食品・点心販売店
では、ちまき専用カウンターを設置、贈答用ちまきセットの販売がピークを
迎えている。
中国でも日本と同様に、端午の節句にちまきを食べる習慣があり、この時期は
ちまきを贈り合う風習がある。
また福利厚生の一環として、社員にちまきを送る企業もあり、老舗のちまき店
「五芳齋」では、大企業2社から、1セット約200元の商品を合計500
セット以上の予約を受けたという。
同時期のちまきの価格は年々値上がりしており、ほとんどのちまきセットが
昨年に比べて10~20元上昇。
また松茸ちまきやナマコちまきといった、高級食材を使ったちまきのほか、
5ツ星ホテルの高級ちまきセットなど、企業向け贈答用商品も注目を集めて
いる。
(6月1日)
 ~上海ジャピオン2012年6月8日号

最新号のデジタル版はこちらから




PAGE TOP