浙江省嘉興市で、最近、270度の高温液体プラスチックの爆発により、
右目眼窩上部に破片が直撃し、脳硬膜付近に破片が突き刺さった40歳男性
の手術が、この度、上海市黄浦区の上海長征医院で行われ、異物の摘出と
脳底の修復に成功した。
最初に運び込まれた地元の病院では、右目の摘出を告知されたが、男性は
受け入れられず、同院へ転院。
同院では、神経外科や眼科、麻酔科などが協力し、骨折した眼窩の破片や
直径2㌢、全長6㌢のプラスチック異物などの除去を4時間かけて行い、
男性は眼球摘出を免れた。
(7月16日)
~上海ジャピオン2012年7月20日号