市内の百貨店やショッピングセンターで、女性向け販促活動として、容姿端麗で会話上手な〝イケメン販売員〟の起用が流行している。
特に活躍が目立つのは、アパレル、化粧品、宝石などの売り場。女性客からは「かっこいい男性から紹介されると、そのつもりはなくてもつい購入してしまう」などの意見があがっている。関係者は、男性販売員は、男性視点の意見を聞ける点からも歓迎されており、女性販売員の2倍の売上を達成するケースもあると話す。
心理学者の厳正偉氏は、こうした〝イケメン販売員〟ブームの背景には、女性の生理的側面に加えて、女性の消費能力の向上という社会的側面もあると分析している。(3月24日)
~上海ジャピオン3月28日発行号より