中国全土で猛威を振るう手足口病対策として、市経済貿易委員会は5月12日(月)、市内すべての商業施設に向けて、衛生管理を徹底するよう通達した。
通達では、公共スペースにおける定期的な消毒と換気、生鮮食品を調理する人間の手の消毒とマスク着用の徹底、飲食スペースにおける消毒用具の設置、従業員の健康管理を掲げている。
同委員会では、特に大きな市場や量販店での衛生対策を強く促し、消費者に安全性をアピールしていく構え。また美容院やマッサージサロンでの衛生管理についても強化していく方針。
手足口病は、安徽省阜陽市を中心に全土で流行しており、主に児童が感染する。市内でも感染例が増加しており、12日からは市内一部の幼稚園が休園に入っているなど、影響が続いている。(5月13日)
~上海ジャピオン5月16日発行号より