マレーシア航空ＭＨ３７０便が、３月８日（土）、インド洋南部沖にて消息を絶った件を受け、上海市を含む中国各地に展開する旅行会社「中青旅控股股份有限公司」は、26日（水）、同航空社の関連商品取り扱いを一時停止、希望者に対して旅行商品購入額の全額を返金することを発表した。

同機の消息について、マレーシア首相は24日（月）、墜落したとの見解を発表。同国政府は今年「第４回マレーシア観光年」を掲げ、観光客２８００万人の誘致を目標としていた。しかしながら事故発覚後、同国への観光客は激減、政府主催の中国各地を巡回する旅行展も中止されている。（３月27日）

～上海ジャピオン２０１４年４月４日号