外灘北に新天地計画 万博までの完成を目指す

 外灘の北に〝世界の建築物〟をモチーフにした総合商業地区「ロック・外灘源」を建設する計画が始動したことを、5月22日(木)、関係者が明らかにした。2010年の上海万博までには完成する予定。
これは、アメリカのロックフェラーグループなどが手がける「外灘源」プロジェクトの一環。外灘の従来の景観を残しつつ、新たにホテルやオフィスビル、高級ブランド店、レストラン、美術館などを建設する。
 計画の中でも特に注目を集める建築物が「上海ミラノセンター」。現在建設中で、カッシーナやカッペリーニなどイタリアの高級家具ブランドが、すでに契約を済ませている。将来的にはプラダやアルマーニといったイタリアの高級ブランドが集中するビルとなる予定。
(5月23日)
 
~上海ジャピオン5月30日発行号より

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