京滬高速鉄道7月1日開業航空チケットは価格下落

中国鉄道省は、北京―上海間を結ぶ京滬高速鉄道の出発式を
6月30日(木)に開催し、7月1日(金)より正式開業する
ことを発表した。
出発式は、上海虹橋駅、北京南駅、南京南駅、済南西駅の
4駅で行われ、第一便を同時に出発させる予定。
同路線での運行本数は、毎日90往復で、うち最高速度が
時速300㌔に達する新幹線(動車組)は41往復。
全長1318㌔を、最短4時間48分で結ぶ。
また6月24日(金)には、市内約200カ所の切符販売代行所に加え、
オンラインと電話で、30日及び7月1日の切符の販売を開始。
第一便の切符は発売開始後半日で売り切れた。
なお、切符販売代行所での予約は当日を含む5日前から、
駅窓口では4日前から受け付ける。
一方、航空路線は高速鉄道開業の打撃を受け、価格が下落。
上海―北京便では、7月以降、正規運賃の65%オフとなる
400元(税別)のチケットも現れ、高速鉄道の最安切符の
410元に迫るなど、価格競争の様相を呈する状況となっている。
(6月27日)

~上海ジャピオン7月01日号

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