国産フルーツの価格が下落 大量流通で消費量も増加

中国各地では最近、初夏のフルーツが最盛期を迎えている。市場関係者によると、価格は下落傾向にあるという。

上海西郊国際農産品交易センターでは「今年のマンゴーは収穫量や品質が安定しており、今後も短期間内に価格は下がり続ける」という。「遼寧省大連市産チェリー」は500㌘60元と、出荷開始よりすでに10元値下がり「浙江省産ビワ」もすでに500㌘15元から10元に下落している。また4月中旬に出回る上海市産のスイカ「南匯8424」は、500㌘あたり4~5元前後と、価格は昨年と大差ないという。
関係者によると、価格が高いままの輸入フルーツも、間もなく大量に市場に出回る見込みで、安くなるだろうと説明。昨年と比べフルーツの価格変動が穏やかで、コロナの情況も好転しているため、フルーツ消費量は昨年以上になるという。

(写真は東方ネットより)

~上海ジャピオン2021年4月16日発行号

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