今月から中国国内で一斉に始まったビニール袋の有料化条例に関して、市経済委員会は6月3日(火)、レストランなどの飲食店は対象外であることを改めて明言した。これは、本来対象外の飲食店が同条例を理由に有料化する動きが高まっていることに端を発したもの。
有料化の規定によれば、対象はスーパー、コンビニエンスストア、百貨店などで、飲食店は含まれない。
同委員会は、飲食店でのビニール袋の有料販売が禁止ではないとした上で、消費者保護の観点から、有料化を実施する場合は同条令を有料化の理由としてはてはならないこと、さらに店内に値段などを明記することなどを求めている。(6月4日)
~上海ジャピオン6月13日発行号より