6月14日(土)の「世界献血デー」を受けて、市血液管理オフィスはことしの市の献血状況を発表、市民の献血意識が向上していることを明らかにした。
発表によると、市の血液バンクはすでに飽和状態で、現在3万3000人以上の市民が献血予約をしている。5月末までに成分献血を5回以上した人は576人を数え、そのうち25回以上成分献血を行った人は33人。また、定期的に献血する市民も7000人を超えている。
関係者は、こうした背景には、四川大地震によるボランティア精神の高まりがあると指摘。実際、地震発生から数日間は、献血希望者は急増し、献血予約電話が混線するほどだった。
(6月15日)
~上海ジャピオン6月20日発行号より