地下鉄駅構内で出産 母子ともに経過は良好

 地下鉄1号線漕宝路駅構内で、7月4日(金)午前10時半頃、20代の女性が、男児を出産する出来事があった。
 女性は上海火車駅より?庄へ向かう途中で、漕宝路駅に着く頃に下腹部に痛みを感じ下車、直後に出血も始まった。この事態を知った駅長は、救急車を待つ時間がないと判断。直接近くの第八人民医院に運び込もうと女性を担架に乗せたが、赤ん坊の頭が既に見え始めており、担架の上で出産となった。その後、女性と赤ん坊は夫に付き添われて第八人民医院に入院。母子ともに経過は良好だという。
 軌道交通の関係者らは、管轄内で初めて起こった出産に驚きながらも祝福しており、女性にベビー用品を贈った。(7月5日)

~上海ジャピオン7月11日発行号より

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