アメリカ現代美術を代表する画家の1人であるピーター・マックスが、
10月11日(木)、幼少時を過ごした上海を訪れ、当時世話になった家政婦
の捜索を行った。
今年74歳の同氏は、1937年ドイツのユダヤ人一家で誕生。
翌38年、ユダヤ人街のあった上海へ一家で疎開し、幼少期の約10年間
を過ごした。
同氏は、彼女へ恩返しがしたいと、以前から捜索を続けており、今回は
当時の写真や似顔絵を持参し、市のユダヤ難民記念館へ捜索を依頼。
しかし同館館長は、名前や住所が不明なことから、発見は困難を極める。
(10月12日)
~上海ジャピオン2012年10月19日号