上海市宝山区場中路にある団地の一室で、
11月3日(土)、男性の遺体が発見された。
遺体は死後数カ月が経過しており、腐敗が
進んでいた。
同団地の住民によると、男性は、2002年に
母親と共に転入。未婚で人付き合いも少なく、
母親が死んだ後も一人暮らしを続けていた。
同団地では、今年夏以降、住民がたびたび
異臭を訴え、調査を行ったが、原因を特定できて
いなかった。また今年7月以降、男性の姿を
見かけなかったため、隣人が男性の家族と
警察に連絡し、男性の兄の立ち会いのもと、
部屋に入ったところ、遺体を発見するに
至った。
警察によると、遺体は腐敗が進み、一部は
白骨化していた。
(11月4日)
~上海ジャピオン2012年11月9日号