上海市長寧区と市交通運輸港口管理局などが
合同で、11月16日(金)、「懸垂式モノレール
システム発展のための研究討論会」を開催した。
この席上で、同区区長は、2015年までに、
虹橋エリアで、懸垂式モノレールを導入予定で
あることを明らかにした。
導入が見込まれる地区は、現在建設中の軌道交通
13号線「豊庄」駅~虹橋空港第1ターミナルを結ぶ
約10㌔で、区間を30分程度で結ぶ。
懸垂式モノレールは軌道交通と比べ、占用面積が
狭く、費用が5分の1と格安で、工期も3~5カ月
と短いため、都市交通の不足を補う手段として
期待される。
そのほか、低騒音で排気ガスを排出しないなど、
環境面での利点も多い。
なお、4両編成で運行した場合、輸送可能乗客数は
1時間当たり1万5000人。
(11月17日)
~上海ジャピオン2012年11月23日号