上海市環境観測センターの発表によると、市では4月19日(日)、同日12時時点での「大気汚染指数(AQI)」最高値が266に達し、重度汚染状態となったことがわかった。
同日は9時時点でAQIが200を突破、17時まで重度汚染状態が続いた。汚染の原因とされる微小粒子状物質「PM2・5」濃度は重度汚染レベルの1立方㍍当たり220㍃グラムを記録。
同センター職員によると汚染物質は他地域から飛来したものではなく、数日前から続いていた高温多湿な天気の影響で発生したものという。
また16日(木)は、北方地域からの黄砂の影響で、市内は軽度の汚染に見舞われた。(4月20日)
~上海ジャピオン2015年4月24日号