パリ・ポンピドゥー展が開幕  ピカソなど巨匠の作品が来海

上海市黄浦区に今年10月に開館した
上海当代芸術博物館で、12月16日(日)、
仏パリの総合文化施設「ポンピドゥー・センター」の所蔵作品展が開幕し、
初日は約800人が来場した。
同展は、「夜」や「出会い」など6つのテーマに分け、
同センターが所蔵する8万点の作品の中から、
シュルレアリスム作品119点を展示。
スペインの巨匠、パブロ・ピカソの「青いソファーに横たわる女」や、
上海市出身の陳箴によるインスタレーション「円卓」のほか、
マルセル・デュシャンやルネ・マグリットの作品などが注目を集める。
2013年3月15日(金)まで開催し、チケットは大人20元。
一方、同館と同時オープンした浦東新区の「中華芸術宮」では、
最近、通常無料の予約チケットを、20~50元で販売する
〝ダフ屋行為〟が横行。
これに対し警察は、開館以来200人以上を検挙し、
ダフ屋根絶を図っている。
(12月16日)

~上海ジャピオン2012年12月21日号

最新号のデジタル版はこちらから




PAGE TOP