市公安局は10月10日(金)、未成年の上海市戸籍の取得について、条件を緩和したことを改めて強調した。同局によると、両親の一方が上海の集団戸籍で、もう一方が上海以外の集団戸籍だった場合でも、子女が未成年だった場合は上海市の戸籍取得が可能。
現在、戸籍には大きく2種類ある。ひとつは不動産を所有することが条件の「普通居民戸籍」、もうひとつが、不動産を所持していないが職場や学校などに住所を登録していることが条件の「集団戸籍」。これまでは、両親の一方が上海の集団戸籍でももう一方が上海以外の集団戸籍だった場合、その子女は上海の戸籍を取得することができなかった。
戸籍問題について政府関係者は、今後も改善を図る必要があるとしている。
(10月11日)
~上海ジャピオン10月17日発行号より