52歳男性、農薬服毒自殺 愛犬事故死のショックで

 10月25日(土)深夜、温州路にある地下室で、農薬を飲んで自殺を図った男性(52歳)が意識不明の状態で発見され、搬送先の病院で死亡が確認された。
 自殺の理由は、同日夜23時頃、男性の飼い犬が散歩中に三輪車に轢かれて死亡したことが一因だと見られている。男性は14年前に離婚しており、現在は中学生の息子と2人暮らし。近隣に住む人の話しによると、長年に渡り、経済的に苦しい生活を送っていたという。
 市教育科学院の研究員は今回の事件について、経済的に問題を抱えた中で、心の支えとなっていた愛犬の死が、男性に想像以上の精神的ショックを与えたのではと分析している。
(10月27日)

~上海ジャピオン10月31日発行号より

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