元宵節の豫園灯籠祭りで混雑 古鎮などでも伝統芸を披露

上海市黄浦区の「豫園商城」で開催されているランタンフェスティバル「辰年豫園灯会」では2月24日(土)までに、のべ400万人の観光客が訪れたことがわかった。同フェスの開催は29日(土)まで。

また旧暦1月15日にあたる「元宵節」であった同日は、市内各地でも様々な催しが実施された。楊浦区の蘇家屯路では「元宵行街会」を開催。24チーム、のべ500の演者がステージに上り、中国伝統のダンスや武闘芸などを華やかに披露した。

さらに浦東新区の水郷である三林老街でも同日、50人が120㍍に及ぶ龍の飾りを持って舞い、街を練り歩いて元宵節を盛り上げた。ほか同日はモチ団子「湯園」や飴細工も振舞われ、参加者らは昔ながらの伝統芸能を楽しむとともに、家族円満を願った。この水郷は〝龍・獅子舞の里〟としても知られ、「三林舞龍」は国家レベルの非物質文化遺産として登録されている。(2月23日)

 

 

(写真は東方ネットより)

~上海ジャピオン2024年3月1日

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