市教育部がこの度発表したデータによると、市の今年の大学受験者数は、
昨年の9・93万人から約1・6万人減となる8・3万人となり、さらに来年は約7万人にまで減少することがわかった。
受験者数の原因は少子化とみられ、減少は2016年まで続く見込み。
これを受け、復旦大学や上海交通大学、同済大学など市の大学では、
来年は10~20%ほど市の受験生の合格枠を縮小する予定で、市の受験生の大学合格率は例年通りの84%程度に留まる見通しだ。
市教育部門は、各大学における総定員は減らないため、
全体に対する市の受験生の合格枠の割合は、相対的に減少傾向にあると指摘。
中でも復旦大学では、2005年には約60%あったその割合が今年は約34%となっており、
来年には30%を切る見通しとなっている。
(8月24日)
~上海ジャピオン8月28日号より