黄浦江に大量のブタの死骸  伝染病感染も水質に影響なし

上海市を流れる、黄浦江の松江区域で、
最近、大量のブタの死骸が流されているのが見つかり、
市農村業務委員会は、
3月9日(土)と10日(日)の2日間で、
2813頭の死骸を回収したことを明らかにした。
同区域の横潦涇では、ここ数日、
数100㍍の河辺に数十頭の死骸が仰向けの状態で
流されていたり、岸に打ち上げられたりして、悪臭を放出。
関係部門は、死骸に付いていたタグから、
浙江省嘉興市など、黄浦江上流の養豚業者が
遺棄したものと推定している。
また、一部のブタに関しては、
伝染病の「豚サーコウイルス2型」に感染していたことが
判明したが、市水務局は、
現段階では水質への影響はないとしている。
地元民は、同様の事態は毎年発生しているが、
これほど大量の死骸投棄は初めてとする。
(3月12日)

~上海ジャピオン2013年3月15日号

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